1.エコライフについて
(1)エコライフは,省エネルギー,環境保全を考えた実践生活をめざしています。
(2)省エネルギーと環境保全活動により地球温暖化防止をめざします。
(3)電気代を全て自家発電でまかなうことをめざしています。現在電気代を約70〜80%自然エネルギーの発電でまかなっています。
(4)サイクルの長い製品活用をめざしています。自動車,電気製品などをできるだけ長く使おうというものです。
次に,自動車の実例を示します。
自動車について:現在,保有している自動車は,
スバル レガシー(初年度登録H5年で,5年落ちの中古で購入:購入時約60万円)現在,18年目突入と トヨタ プリウス ハイブリッド 初期型(初年度登録H12年で,5年落ちの中古で購入:購入時約70万円:通産11年目)。自動車は程度のよい車を中古で買うことで諸経費を安くし,トータル購入費や維持費を安くすることができます。

◇買い換えるより,車検を受け修理しながら活用した方が,年間維持費は安く済みます。
例:スバル レガシーの場合:車検およびその時の修理代(2年ごと)約16万円:年間約8万円
10年利用しても
,約100万円の維持費です。
ところが,新車などを買うとします。通常,諸経費を入れますと200万円前後かかります。これに,車検代がかかります。10年のうちに,4回ほど車検が必要です。その費用が,修理代が少なく済むと考えても1回の車検代が,12万円ほどかかります。
10年のうちに車検代が,約50万円ほどかかる事になります。合計が,250万円となります。
その差額が,
250万−100万で,150万円となります。
したがって,
車を買い替えるのではなく,そのまま修理不能になるぐらいまで乗り続けることの方が維持費が安く済みますね。

例:240万円の新車は,ガソリン台1ヵ月2万円とすると10年分のガソリン代となります。新車代をガソリン代にまわせば,燃費代の悪い分は十分確保でき,さらに5年から8年ぐらいのガソリン代も出ます。
 いくら,最新式のハイブリッド車でも,実質燃費が22〜25Km/L程度です。現在のレガシーの2倍から2.5倍しか走りません。燃料の消費より,車両価格の方がはるかに高いのです。年間に3万から4万Km以上乗車するユーザーであれば,10年程度で燃料を回収できるかも知れませんが,年間1万から2万Km程度のユーザーであれば,燃費の良さで車両価格を回収できません。
 また,自動車1台を生産する資源とエネルギーは相当な量です。(今後調査の必要があります)。まして,廃車にするには,その費用が非常にかかります。したがって,全体を総合的に考えますと,そのまま乗り続けた方が経済的にもやさしいし,環境の側面でもある意味で,配慮していると考えることができます。
 さらに,自動車は10年持たないとか,買い替えたほうが得だということは,全く当てはまりません。丁寧に乗れば,いくらでも乗れます。以前乗った車では,スバルのレオーネを18年乗りました(約20万Km),まだ乗れたのですが,別件の他からのトラブルであきらめました。いすゞのジェミニは,18年乗りました。これは,いすゞが小型自家用車からすでに撤退し,サポート困難となったのであきらめました。涙の廃車でした。
 日本のような,資源が無く,エネルギー自給率4%の国では,乗れるだけ乗るのが重要だと思うのです。諸外国では,日本の古い車でも十分走っています。一度,自動車を中心として,物を長く使うことを考え,実践してみませんか。

 今,経済状況の悪化で日本をはじめ世界が悩んでいます。日本においては,物を生産し,消費することに力を入れています。これが,自動車や電気製品関係の様々な施策です。
 しかし,このまま続けても経済や生活が維持できるでしょうか? 一時的な効果はあるのかもしれません。しかし,日本は諸外国と大きく条件が違います。それは,エネルギー自給率4%であることです。これは,いわゆる主要国の中では最低で,極端に低いのです。(今後調査結果を公開する必要があると考えます。)さらに,食物自給率が約40%(カロリーベース)これも,諸外国の中では,最低レベルです。フードマイレージにいたっては,他の国の3倍以上のエネルギーをかけて輸入しています。(海外から運んだ方がトータルで安いからという理由です。これは,現時点で当てはまることですが,諸外国とのバランスが崩れていけば,いずれ崩壊する理論です。)
 では,どうしたらよいか,緩やかな国内を中心とした循環型社会を形成すること。日本の国内のものを日本で消費することです。さらに,価格は高くても,日本製の良いものを長く使うことです。まだまだ色々あるのですが,今こそ考えを変えて,経済状況の改善と両輪に環境循環システムを主眼においた社会を作っていく必要があると考えます。
 今後の子どもたちのためにとよく言われますが,現在生きているすべての人が,取り組み日本の再生に環境を中核に置き,今実践する時だと思います。随時,データや提案できたらと考えています。





















2.エコライフを進めるために

とにかく3R,5Rを推進していきましょう。
長く繰り返して使うことでエコライフとなります。
さまざまなエコライフを実践するために,具体的な提案や情報提供をしていきたいと考えています。

 今,エコカーへの買い替えブームです。資金のないものは,買い替えなどとてもできません。最新型のハイブリッドタイプでも,実質燃費 23km/l程度と言う報告があります。多くのお金がかかること,生産の資源と各種エネルギー,諸問題をなどをトータルで考えると本当にエコになっているかどうかも検討する必要があるのです。
では,どうしたらよいか。それは,エコドライブをすることです。これで,燃費も向上,お財布にやさしい。今日からできます。
  実際の実践事例を示します。

 また,古い自動車に取り付け可能な燃費計とドライブモニターを取り付けています。【長野県松本市潟sポット e-drive, e-nenpi
エコドライブに取り組みましょう
古い車でも乗り続ける。運転次第で燃費は大きく向上
6km/l→9km/l (長距離なら12km/l) 約30%程度向上します。